
すららは『不登校のお子さんでも出席扱いにすることのできる教材』としての実績が多数あります。
不登校でも出席扱いにしてもらうことで、内申点アップが見込めます。
同じ家庭学習をするのであれば、出席扱いにしてもらえたほうが安心ですよね。
この記事では、すららを使って不登校を出席扱いにする方法についてご紹介します。


すららは不登校でも出席扱いにできる学習教材
家庭に引きこもりがちで十分な支援を受けられない不登校のお子さんに対して文部科学省は、
『IT等を活用した自宅学習で出席扱いにする』という方針を定めました。
自宅にいながらにして出席扱いにしてもらえることで、子供の進学に必要な内申点を補うことができるので、これができるとできないのでは大きな違いです。
出席扱いにするためには、文科省が定める「7つの要件」を満たす必要があります。
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- ITや郵送、FAXなどの通信方法を活用した学習活動であること
- 訪問等による対面の指導が適切に行われること
- 学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
- 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
- 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
- 学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らし判断すること
「すらら」はこれら7つの要件をすべて満たすことのできる教材です。
不登校を登校扱いにすることができる教材は他にもある?
「文部科学省の7つの要件」を満たしている教材であれば、出席扱いにすることは可能です。
2021年12月の時点で、要件を満たしているオンライン教材は「すらら」と「スタディサプリ」の個別指導コースがありますが、過去に不登校を出席扱いにした実例が圧倒的に多いのがすららです。
すららはもともと、不登校のお子さんが学習しやすいように配慮して作られている教材でもあるので、より認定されやすいのがかもしれません。
すららで不登校を出席扱いにする方法・手順


すららで出席扱いにしてもらうための第一ステップとして、まずはすららで過去に実際に出席扱いにしてもらった事例を確認そておきましょう。
学校の先生は意外とこの制度を知らないことが多いです。
学校の先生がまず気になるのは「過去の事例」です。
何か新しいことを始めるときに、「他校はどうしているのか?」という点が重要になってきます。
そのため予め他校の事例がわかる資料を用意しておくと話がスムーズに進みます。
過去の事例については、すららで資料請求をすると送られてきます。
まずは資料請求をして過去の事例について確認しておきましょう。
すららで不登校でも出席扱いにするための流れ
すららで不登校を出席扱いにしてもらうには、まずはすららを受講し、その状況をもって学校の担任の先生や校長先生に交渉し、学校の先生から教育委員会に掛け合っていただき、そこで承認が下りてはじめて出席扱いへと認定されるというのが大まかな流れになっています。
学校ごとに多少流れが変わることもあるかと思うのですが、そこはすららの担当者の方とも相談しながら進めていくと安心です。
まずはすららに資料請求をして、過去に出席扱いになった事例について確認しておきましょう。
前例を見ることで参考になりますし、学校に参考資料としてもていくと理解を得やすいのでおすすめです。
>>すららに資料請求する
すららで出席扱いにするための交渉をするためには、まずは実際に「お子さんがすららで日々どのくらい学習ができているのか」について、学校側に知ってもらうと話がスムーズです。
学校側からしてみると、お子さんが実際にどのくらいすららに取り組んでいるのかについてをまずは把握しておきたいという意向があります。
すららは学習履歴が一目でわかるようになっているので、その日々の学習履歴をプリントアウトして学校に持参して話をすると伝わりやすいです。
大事なポイントは、勉強の時間の長さよりも「毎日コンスタントに学習するスタイルが根付いているか」ということなのだそうです。
「月曜日は8時間勉強したけど、火曜から金曜までは0時間だった」となってしまうと、出席扱いとしては認められないとのことでした。
月曜日から金曜日までの毎日、1日最低でも1~3時間程度は学習しておくと通りやすいかと思います。
このあたりの具体的な取り決めに関しては、お子さんの状況や学校の判断などによりケースバイケースにはなってくるかとは思いますが、まずはコンスタントに平日は毎日勉強履歴が残せるだけの態勢が整っていると、理解を得やすいです。
担任の先生に、面談の予約を申し出ましょう。
その際の注意点として、以下の内容を伝えるようにするとスムーズです。
- 文科省のICT教材を使って自宅で学習した場合を出席扱いにするという制度を活用したい
- 再登校を目標にこの制度を使って、子どもの自己肯定感を高めたり、意欲を向上させたい
- 担任の先生や校長先生とお話しするお時間をいただきたい
自宅学習で登校扱いにしてもらうためには、前提として「再登校を目指している」という意識があることが重要です。
再登校の意識がなく、ずっとすららだけで卒業したいといった場合は認定されないという制度になっています。
あくまで再登校のステップに至ることを目標にしているということが大前提で、その前段階のステップとして、すららを活用して出席扱いとしてもらえる、というものになっています。
いよいよ学校に交渉です。
持ち物と、伝える内容について確認しておきましょう。
持ち物
- すららに資料請求した際に届いたパンフレット
- 出席扱いになった過去の事例がわかる資料
- すららで取り組んだ学習履歴がわかるプリント
- 「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」をプリントアウトしたもの
- 筆記用具
面談で伝える内容
このときも、面談申し込みの際に伝えた内容を改めて伝えます。
- 文科省のICT教材を使って自宅で学習した場合を出席扱いにするという制度を活用したい
- 再登校を目標にこの制度を使って、子どもの自己肯定感を高めたり、意欲を向上させたい
IT学習教材は、すららを使いたいという旨も伝えて、すららのパンフレットなどの資料を渡し、確認してもらいます。
検討をしていただき回答を待ちますが、だいたい何日までに回答をもらえるかについて確認しておくと安心です。
学校との面談はちょっと緊張してしまいますが、先生方も子どもの成長を真剣に考えてくださる立場の方々なので、日頃から学校への感謝の念を予め伝えつつ、同じ目的意識で話を進めて行くことで、共感を得られやすくなるかと思います。
あとはスーツとまではいかなくてもメイクをして小奇麗にして臨むとよりこちら側の真剣具合が伝わるということもあるかと思います。
先生からの回答を待ちます。
先生も教育委員会と話し合ったり、判断までには時間がかかるものなので、ここはひたすら待つしかありません。
途中で先生から確認のための連絡があるかもしれませんがそれについては調べて回答しましょう。
わからないことや困ったことがあったらすららサポートにすべて相談できます。
場合によってはすららサポートが先生や教育委員会に直接話をしてくれることもあるので、頼れるところは頼りましょう。
文科省が推奨しているものでもあるので、よほどのことがない限りは断られることはないかと思います。
ただ学校によってはなかなか重い腰が上がらないということはあるかと思います。
例えば年度末であったり、進級してすぐの時期などの忙しい時期はできるだけ避けたほうがよいかもしれません。
晴れてOKが出たら次は、具体的に要件を満たすための方法について話し合います。
- 1日何時間以上勉強をしたらOKとするか
- 学校との定期面談はどこで行うか
- 学校との定期面談の周期はどのくらいにするか
- 学習した履歴をどのように伝えるか
- 成績はどのようにつけてもらうか
などについて具体的に先生と話し合いましょう。
特に、成績をどのようにつけてもらうかについては、学校側が曖昧にするケースもあるので、何も触れてこなかった場合はこちらから確認するようにしておくと安心です。
出席扱いにはなったものの、成績はつけてもらえなかったということになるともったいないので、事前に確認しておくと安心です。
学校がこの制度についてあまり積極的に取り組んでくれないような場合は、すららにサポートしてもらいましょう。
すららは、すららで学習している子供たちが出席扱いになるよう積極的にサポートしてくれます。
困ったときには迷わず、すららの電話サポートをフル活用しましょう。
すららで不登校を出席扱いにするための7つの要件を満たす方法


文科省の7つの要件ごとに必要なことについてみていきましょう。
7つの要件の第一番目の「保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること」を満たすためには、まずは学校の担任の先生や校長先生に、自宅学習をすることで出席扱いにしてもらいたい旨を伝える必要があります。
その際に、文科省の「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」というものがあるということを伝えましょう。
こういう制度があることを知らない先生方も多いので、まずはこの制度について認識してもらいましょう。
すららがこの「ITや郵送、FAXなどの通信方法を活用した学習活動であること」である旨を、学校の担任の先生や校長先生に説明します。
その際に、資料請求した際の資料を持って行くと伝わりやすいです。
「訪問等による対面の指導が適切に行われること」の要件を満たすためには、学校の先生とお子さんが定期的に対面をして指導をしてもらう必要があります。
対面する場所は、ご自宅や放課後の教室や保健室など、お子さんが対面しやすい場所を先生と話し合って決定します。
対面指導は1~2週間に一度など、このあたりは各学校によって変わってきます。
コロナ禍でもあるので、場所選びについてはよくよく学校と相談しておくと後々安心です。
すららは、
- 無学年方式で先取り学習やさかのぼり学習が可能
- 不登校でも登校扱いにできる教材
- すららコーチ(現役塾講師)による子供や保護者へのフォローがある
- 不登校の生徒に対応した学習の仕組みが出来上がっている
などの機能が備わっているので、不登校のお子さんの家庭学習に最適なので、ここもクリアできます。
家庭学習で毎日何をどれくらい学習したのかという状況を、すららの管理画面をプリントしたり、毎日プリントやノートなどに記載するなどして、それを定期的に校長先生や担任の先生に提出します。
そうすることで学校側に、普段子供が何の教科のどの部分を何時間学習したかの詳細を把握してもらえます。
すららで取り組んだユニット名を記載しておくと伝わりやすいです。
お住まいの地域に、不登校のお子さんが通える適応指導教室や支援教室のような公的な施設はある場合は、そこに通えるのかどうかについて確認するように学校側から言われることがあります。
もしそこに通えるようならそこに通ってほしいというのが、特に公立の学校の意向としてはあるようです。
そこに通うことが難しいとなってはじめてすららを検討してもらえる流れになっています。
日頃の学習計画や内容を学校の先生に見ていただき、出席扱いに足るだけの学習が進められているのかについて判断してもらいます。
ここは、学校側と予め「1日〇時間以上は勉強する」などといった約束事を作って条件を明確にしておくことでより達成しやすくなります。
不登校のお子さんが登校できる適応指導教室ない、もしくは通う意思がない場合
不登校のお子さんが登校できる施設がなかったり、お子さんに通う意思がない場合には、その状況を学校側に伝えます。
それにより、「学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること」の要件を満たすことができます。
すららで不登校を出席扱いにするための活動の体験談


息子はコロナ禍になったことで一時的に不登校になったことがありました。
そのときにすららが、不登校を出席扱いにすることのできる教材だということを知り、早速すららに資料請求をし、すららのサポートを受けながら学校に相談する流れになりました。
学校に相談したところ、前向きに検討をしていただき、積極的に推進してくださることとなりました。
学校によってはまだまだこの制度を受け入れないケースもあるらしいです。
うちの地域はたまたまそういった事例も積極的に受け入れて行きたいという体制があったせいか、スムーズに話を進めることができました。
そこから要件を満たすための活動を開始しだした直後に、コロナの感染者数が減ってきて、子供が登校を再開できるようになったため、結局はすららで登校扱いにするというところまでは至りませんでした。
学校の先生や校長先生と話をしてみて感じたのは、この話を持ち掛けるタイミングとしては、1~3月などの年度末間際になってしまうと先生方もお忙しかったりするのと、年度をまたいでしまった場合は担任の先生が変わってしまって引継ぎ作業なども発生してしまうのでできるだけ避けたほうがよいです。
4月の新年度のバタバタが過ぎた5月以降くらいで先生方も時間的に余裕ができてきたタイミングだとスムーズかもしれません。
または夏休みなどの大型連休期間などで先生方が学校にいるタイミングなども話し合いがしやすいかもしれません。
関連記事:先取り学習をタブレット教材で6年生の息子が受講してみた体験談
すららが不登校のお子さんに適している理由は?


すららが不登校でも出席扱いにしてもらえる教材として認められている教材なのか見て行きましょう。
1⃣ 無学年方式で先取り学習やさかのぼり学習が可能


すららは無学年方式なので、小学生から高校3年生までの教科を先取りしたりさかのぼったりしながら学習できるので、1日の学習材料が足りなくなるということがありません。
学習範囲は高校三年生まで網羅されているので、ボリュームが少ないと感じることがありません。
休校中という時間が多くある中で、無学年方式という仕組みはありがたかったです。
2⃣ 不登校でも登校扱いにできる教材
すららは、不登校生でも登校扱いにしてもらえる教材として認定されており、その実績も多数あります。
特に中学生以上は内申点が重要になってくるので、出席扱いになる教材であれば安心です。
3⃣ すららコーチ(現役塾講師)による子供や保護者へのフォローがある
すららは、現役塾講師による指導を受けることができます。
学習が滞っていると声をかけてもらったり、つまづいている問題があればフォローがあるため、放置問題を解決できます。
4⃣ 不登校の生徒に対応した学習の仕組みが出来上がっている
すららはもともと、不登校のお子さんが取り組みやすいように配慮されて作られている教材です。
そのため定期テスト対策などのようなものは特別に用意されておらず、不登校のお子さんにとってはプレッシャーにならずによいように思います。
すららは基礎的な学習には十分な内容になっています。
すららは不登校のお子さんの安心につながります
不登校のお子さんの中には、学校の授業から遅れてしまっていることに対して不安を持っているお子さんもいらっしゃるかと思います。
登校はしなくても、家庭で勉強だけは進めておきたいと思っている気持ちがある場合、そこを支援してあげるツールとしてすららはおすすめです。
他のタブレット学習教材のほとんどが、学校に通っていることを前提としている教材なので、どうしても構成が定期テスト対策だったり、学校の教科書を元に構成されている教材となっています。
そういった教材の場合は、例えば定期テストを受けられていないという現状に対してお子さんが引け目を感じてしまったり、中にはユーザー同士のコミュニケーションが全面に出ているような教材の場合、その話題についていけないことに対する焦りが出てしまう可能性があるなど、逆にお子さんにとってのストレスとなってしまって学習から遠ざかってしまう懸念があります。
すららの場合は、学校に通っているという前提で作られていないので、定期テストなどの話題は出てきません。ユーザー同士のコミュニケーションというのは、あくまですらら内でのがんばりがわかるとか、励ましの言葉をかける程度の内容なので学校の話題が出ることもありません。
すららコーチと決めた学習スタイルに沿って学習を進めていくことで、お子さんのペースで無理なく学習できます。
中にはすららコーチのプッシュが苦手と感じるお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、その場合はサポートなしにしてもらうことも選択できます。
すららで学力をつけることによって、学校に行かないという選択をしたことによる将来への不安を取り除くことができます。気になる方はぜひ資料請求をして過去の事例などチェックしてみてくださいね。
まとめ:すららで不登校でも出席扱いにする体験談|自宅学習で学校に行かなくても内申点アップ
すららで不登校でも登校扱いにするための方法などについてご紹介しました。
すららは文科省の7つの要件を満たしたIT学習教材として認められていて、過去の事例もたくさんあるので学校側にも認定してもらいやすい教材です。
文科省が推奨しているということからしても学校や教育委員会は基本的には積極的に受け入れてくれるはずです。
小学生までの間は出席日数がダイレクトに進学に影響することはありませんが、中学生以上となると出席日数は内申点に大きく影響するので、進学にも影響が出てきてしまいます。
お子さんが家庭学習をすることが、学校にも認められて、それがお子さんの自信や意欲向上につながったら何よりですよね。
不登校のお子さんをお持ちの方で家庭学習教材で迷っている方にはすららがおすすめです。
参考資料
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
- ICT(コンピュータやインターネット,遠隔教育システムなど)や郵送,FAXなどを活用して提供される学習活動であること。
- 訪問等による対面指導が適切に行われることを前提とすること。
- 不登校生の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること。
- 校長は、児童に対する学習活動の状況について、十分に把握すること。
- ICT等を活用した学習活動を出席扱いとするのは、基本的には学校外の機関で指導を受けられないような場合に適用される。なおICTであっても、対面指導は必須。
- 学習内容が学校の教育課程に適切であること。

