お子さんの通信教育の学習教材選びで悩んでいませんか?
小学生・中学生向けの通信教材・タブレット教材を中心に、各社サービスのおすすめポイントを絞って解説しています。

「子供の通信教育教材はどれを選べばいいの?」
「通信教材のそれぞれの特徴を知りたい」
と迷われている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
- スマイルゼミ
勉強以外の遊びコンテンツが少な目でシンプル設計。専用タブレットとタッチペンの性能が優秀なので操作性が良く、ストレスなく勉強に集中できます。動画解説の速度変更も可能。2022年からは先取り・さかのぼり学習ができるコアトレがスタート。
- 進研ゼミ(チャレンジタッチ)
遊びコンテンツが多くアニメやキャラクターの演出多め。電子書籍1000冊も無料で読めるのでコスパもいい。毎週オンラインライブ授業も受けられて授業でわからないところは質問もできます。
- すらら
小学1年~高校3年までの範囲の先取り・さかのぼりが自由自在。
学年に関係なく、苦手科目を基礎から集中してやり直すことにも適しています。アニメキャラクター多めでゲーム感覚で夢中になる仕組みが網羅されているので、勉強が苦手な子にもおすすめ。
- スマイルゼミ
年中~中学3年までの範囲の先取り・さかのぼりが自由自在。
2022年春から「コアトレ」スタート。小学校入学前の年中さんから先取り学習が可能。教科書準拠で定期テスト対策や受験対策も◎。漢検ドリルが充実していて、毎年1回無料で漢検が受検できます。
- RISUきっず・RISU算数
東大生・早大生の個別フォロー付き!算数に特化して先取り学習が可能。
ドリル形式で遊び要素はなく、勉強に集中して達成感を得られやすい構成。
算数を好きなだけ先取りできるので中学受験を目指しているお子さんにもおすすめ。
- スタディサプリ
一流講師による「神授業」動画が聞き放題。小4~高3までの無学年式で、難易度の調整も可能。教科書に準拠しているので定期テスト対策や受験対策にも◎。担当コーチによる個別指導が受けられるコースもあります。
- すらら
ゲーミフィケーションとアニメのキャラクターで夢中になる要素満載。学校に通っていることが前提となっている教材ではなく、お子さんのペースに合わせて自由に進められるところも魅力。不登校のお子さんにもおすすめ。
- Z会
幼児から大学受験まで、難関校受験に定評がある。紙とタブレット好きなほうから選べて、どちらも月1回担任の先生からの添削指導がある。毎月、担任の先生と保護者面談がある。



家庭学習教材はお子さんとの相性が大切です。気になる教材は資料請求をして内容を詳しく把握したり、無料のお試し体験をして、実際に教材を使ってみるのがおすすめです!
通信教育のメリット
通信教育のメリットは、
- 自宅にいながらにして自分のペースで学習できる
- 授業動画がわかりやすい
- AI・タブレットならではの子供の学習意欲を高める仕組みがある(タブレット教材のみ)
- 親が子供の学習状況を詳細に把握しやすい
- 子供の状況に合わせた問題が出される
- 通塾スタイルではないので送り迎えの必要がない
- 塾に通うよりも低価格
- 9教科対象のものや、無学年方式のものなどがあり、学習範囲が広くコスパがいい
- 自宅で学習できるのでコロナ禍の自粛対策もOK
などなど、通信教育ならではのメリットが豊富です。
通信教育のデメリット
通信教育のデメリットは、
- 専用端末を購入が必要になる場合がある
- Wi-Fi環境が必須になる場合がある
- タブレットを学習以外に使ってしまう可能性がある
- 視力低下が心配
などがあります。タブレット教材の場合はどうしても環境を整える必要性は出てきてしまいます。
通信教育の選び方
通信教育教材を選ぶ際に必要なステップは、
- 何を学びたいかを決める
- 目標をどこに置くかを決める
- 月額料金や教材費など続けやすい価格帯のものを選ぶ
- 資料請求やお試し体験をして、子供と教材との相性を確認する
という点を押さえておくとスムーズです。
学びたい学習内容の種類を決める
- 学校で習う教科
- 英会話
- プログラミング(ロボットプログラミング、マイクラなどのゲームを使ったプログラミング、英会話とセットになったものなど)
など、子供の学習教材もいろいろと種類があります。



お子さんが夢中になって取り組めるものが何なのかや、お子さんの特性にあったものについて探るのは大切ですね。
目標をどこに置くかを決める
お子さんがその学習教材を通じてどうなっていくことを目標とするのかを明確にすると選択しやすくなります。
- まずは日々の予習・復習の学習習慣を身につけさせたい
- 算数の苦手を解消したい
- 勉強に興味をもってもらいたい
- 学校の授業だけでは物足りないので、好きな教科は先取り学習をしたい
- プログラミング学習をやらせたい
- 英会話ができるようになってほしい
- 中学受験に向けて先取り学習をしたい
- 定期テスト対策を強化したい
- 理数系が好きなので理数系だけ強化したい
- 発達障害、学習障害、グレーゾーンに特化した教材をさせたい
- 不登校に対応した教材をさせたい
など、ある程度目標を絞っておき、優先順位をつけておくと選びやすいです。
月額料金や教材費など続けやすい価格帯のものを選ぶ
通信教材は毎月数千円から数万円と、ある程度まとまった出費になるので、無理なく続けられるる価格帯のものを選ぶことも大切です。
資料請求やお試し体験をして、子供と教材との相性を確認する
通信教材のほとんどが、資料請求や無料のお試し体験ができる仕組みになっています。
いきなり契約するのはハードルが高いですが、まずは資料請求や無料お試し体験をすることでだいたいの感触をつかむことができるので、これは必ずやっておくことをおすすめします。
例えば同じタブレット学習教材といっても、学習内容やコンテンツの質、タブレットやタッチペンの使い心地などの操作性など全然違います。ちょっとの違いが、子どもの日々の学習へのモチベーションに与える影響は意外と大きいです。
また、「紙の教材だと集中が途切れがちだけど、タブレットなら長時間集中できた」だとか、その逆もあったりなど、ここは実際にお子さんが体験してみて初めてわかるところでもあります。
お子さんが、どの教材ならやる気が出るのか、継続できるのかなどについてを調べたり、実際に体験させてみたりすることで、相性のいい教材が見つかりやすくなります。
状況や目標から選択する
お子さんの状況や特性に合わせて、その分野に力を入れている教材について見てみましょう。
日々の学習習慣を身につけさせたい
日々の勉強習慣がなかなか身につかないと悩まれている方も多いことと思います。自ら目的意識を持って積極的に勉強に向かうというお子さんは稀です。
特に小学生低学年など学校に入りたての頃や、中学に入って部活が忙しくなってきたころは、宿題以外にさらに学習をしようという意欲がわかないことも多くなりがちです。
お子さんが学習に向かわない原因はケースバイケースですが、学習教材によってカバーできる場合もあります。
学習につまづいてしまい理解が追い付いていない
学校では学年式で授業が進められるため、過去の学年で習ったものはすでに理解できていることが前提で進められていく積み上げ式の教科が多いです。
そのため学習教材も学年式に対応しているものが多いのですが、中には無学年式でさかのぼり学習ができる教材も増えてきています。
好きな教科を先取り学習したい
学年式の学習範囲を超えて、上の学年の学習範囲を先取りして学習したい場合には、無学年式の学習教材がおすすめです。
得意科目を伸ばすことにも繋がりますし、中学受験を控えた小学校低学年のお子さんにもおすすめです。
定期テスト対策を強化したい
定期テスト対策を強化したい場合は、教科書に準拠していている教材がおすすめです。
定期テストのテスト範囲やテスト日を設定することで、定期テスト当日までのスケジュール管理や、お子さんの特性や得意不得意項目などの学習状況をAIが判定しながら、最適な問題が出題されるタイプの教材、スマイルゼミ、進研ゼミ(チャレンジタッチ)がおすすめです。
また、担当コーチに質問し放題、スケジュール管理、モチベーションアップのためのコミュニケーションをとってもらえるコースがあるスタディサプリもおすすめです。
発達障害・ディスレクシア・学習障害のあるお子さん
発達障害のあるお子さんには、発達障害のお子さんが利用しやすいように配慮されて作られている教材がおすすめです。学習やコミュニケーションに不安のあるお子さんでも安心して利用できます。
- すらら:発達障害などのお子さんが取り組みやすく配慮されて開発された教材
- LITALICOワンダー:発達が気になるお子さん向けの学習教材
- 読むトレGO!:学習障害・ディスレクシアのお子さん対応
不登校のお子さん
不登校のお子さんには、学年式よりも無学年式の学習スタイルがおすすめです。
無学年式の教材は、登校していることが前提に作られていますが、無学年方式の教材は不登校のお子さんが学びやすい環境が整っているので安心です。
- すらら:不登校のお子さんが利用しやすい環境が整っている
すららは、不登校のお子さんでも出席扱いにすることができる事例もあるので、将来的には登校をして受験を目指しているという方にもおすすめです。
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通信教育教材の形式の種類
通信教育の学習スタイルは大きく分けて、
- 紙媒体の教材が自宅に郵送されてくるタイプ
- インターネットを使ってAI指導、オンライン個別指導などを受けながら学習できるタイプ
の2つがあります。
どちらのタイプの教材が良いかについては、お子さんとの相性や、ご家庭の環境や方針によっても変わってくるので詳しく見て行きましょう。
紙の教材が自宅に郵送されてくるタイプ
「紙の教材が自宅に郵送されてくるタイプ」は、お父さんお母さん世代にもあった進研ゼミなどがこれにあたります。紙のタイプは、
- デジタルよりも紙のほうが集中できるなど、紙媒体がお好きなお子さん
- デジタルよりも紙の学習に慣れて欲しい
- 自宅にWi-Fi環境がない
という方におすすめです。
インターネットを使って学習できるタイプ
「インターネットを使って学習できるタイプ」は、大きく分けて3種類あります。
- 常にWi-Fi環境のあるところで利用するクラウド型のタブレット教材
- 毎月の教材データをダウンロードし、その後はオフラインでも利用できる専用タブレット型教材
- オンラインでリアルタイムに講師の指導を受けるタイプ
クラウド型のタブレット教材
クラウド型の教材は、推奨環境さえ満たしていれば、お手持ちのパソコンやタブレット、スマホなどお好きなデバイスを使って学習できます。専用タブレットを郵送してもらう必要がなく、Wi-Fi環境とデバイスさえあればどこからでも利用できるので、海外からもすぐに受講できます。
専用タブレット型教材
専用タブレット型教材は、サービスを提供している会社が独自で提供している専用のタブレットで学習するタイプの教材です。毎月の教材をダウンロードすることで、ダウンロードした分に関しては、Wi-Fi環境がなくてもどこでも利用できます。
専用のタブレットなので、勉強に集中しやすい環境が作りやすいところも魅力です。
- スマイルゼミ
- 進研ゼミ チャレンジタッチ
- Z会(専用タブレットかお手持ちのiPadから選べる) など
オンラインレッスン
自宅で講師から直接オンラインレッスンを受けられるタイプの通信教育は、
- オンライン英会話
- オンライン家庭教師
- オンラインプログラミング教室
- オンラインゲーム教室
などがあります。
オンライン英会話
専門の講師とインターネット上で英会話を学習する教材です。
マンツーマンレッスンやグループレッスンなど種類が多く、子供向けのオンライン英会話も年々増えてきています。
オンライン家庭教師
インターネット上で講師からマンツーマンで勉強を教えてもらえるシステムです。
交通費や先生への気遣いが不要なので通常の家庭教師よりも割安で受講することができる。
オンラインプログラミング教室
オンラインでプログラミングの基礎を学ぶことができる教材です。
プログラミング的思考が重要視されている近年では、将来プログラマーを目指してはいないお子さんでも、論理的思考を取り入れることに役立ちます。
オンラインゲーム教室
オンラインゲームを通して、発達障害やディスレクシア、不登校などのお子さんのそれぞれの傾向に合った学習指導が受けられます。
資料請求やお試し体験をしてから決めるのがおすすめ
どれだけ優れた教材であったとしても、お子さんとの相性が良くなければ長続きしません。
まずは資料請求をしたり、無料のお試し期間を利用して、実際にサービスを利用してみるのがおすすめです。
実際に利用してみると、細かな仕様の違いで使い勝手が全く違ったり、惹きつける要素がそれぞれに違うことが体感できるはずです。
ぜひお子さんと一緒にいろいろな教材をお試ししてみてお気に入りを見つけてくださいね。





